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【第8回】靴とインソール医学セミナー「企業・メーカーから学ぶ、靴とインソール」

概要

2025年10月4日(土曜日) 19:30-21:30

【タイトル】

【第8回】靴とインソール医学セミナー「企業・メーカーから学ぶ、靴とインソール」

【第8回 セミナー内容】

市川 将 先生より

①スポーツ工学に基づくシューズ設計アプローチ
スポーツメーカーによる人間特性研究から構造・材料設計,機能評価に至るまでの一連のシューズ設計フローから実設計事例について紹介します.具体的には,足の形態変化に応じたシューズ設計やインソール性能を引き出すシューズ設計事例について紹介します.

 

遠藤 拓 先生より

②靴とフットケアをつなぐドイツ式アプローチ ― コンフォートシューズと予防的足管理の臨床的意義
本講演では、ドイツにおける「靴とフットケアを組み合わせた包括的アプローチ」を紹介し、日本の臨床にどう応用できるかを考察します。ドイツでは義肢装具士・整形外科靴マイスターやフットケア専門職が医師や理学療法士と連携し、糖尿病足病変や外反母趾、高齢者の転倒予防などに取り組んでいます。ドイツ製コンフォートシューズは、解剖学的な靴型設計やオーダーメイドのインソール交換性を備え、足病変のリスク軽減や疼痛緩和に寄与しており、臨床現場での活用が期待できます。また、ドイツ式フットケア(フスフレーゲ)は、巻き爪や胼胝など足部トラブルの予防と歩行機能改善に有効であり、靴・インソールの適合と相乗効果を発揮します。本講演では具体的な臨床事例を交えながら、医師・理学療法士・義肢装具士など多職種が協働し、靴とフットケアを活かした新しい足病変予防モデルの可能性を提案します。

 

佐々木 克則 先生より

③バランスケアテクノロジーのバランスケア対応 ~歩くための靴合わせと歩くための靴内調整~
バランスケアテクノロジーは、30数年以上に渡る医療現場での治療に起源があり、痛んでしまった身体の原因解決を追求し続けた理学療法士としての診る目がベースになっています。“悪くなってからその場しのぎの対処をするのではなく、悪くならないよう原因にアプローチし、教育する”という考えに基づいています。それは、足元から身体全体のバランスをみるため、先ずは「歩くための靴」が合っていることでより効果を発揮するため、出来る限り歩行中の歩く足に近い状況での足サイズ計測をする事により、その人の動く足の状況に応じた“理想の歩く足サイズ”を見付け出し、それに合った歩くための靴を判断し、更にバランスアップのための「歩くための靴内調整」により靴の中の足元環境をバランス良く整える事が出来ます。今回は、その基本についてお伝えしたいと思います。

【靴とインソール医学セミナーのシリーズについて】

医療・スポーツ領域に特化した中でも
「靴とインソールの医学」に焦点を当てたオンラインセミナーを
2025年6月から10月にかけて全9回にわたり開催する運びとなりました。

本セミナーでは、靴やインソールの研究・臨床においてご高名な医師・理学療法士・企業関係者の方々をお招きし、それぞれの専門的視点から、足部の病態や解剖、靴・インソールの医学的な活用法、臨床での知見、製品の紹介などについてご講演いただきます。 靴とインソールを足を診る“武器”に。基礎から臨床での活用法まで網羅した内容となっております。

司会・ファシリテーターとして、国立病院機構 埼玉病院整形外科 竹島 憲一郎 先生をお呼びしており、シリーズを通じてご参加いただきます。竹島先生は臨床と研究の両面に精通されておりますので、講師の先生方のお話がよりわかりやすく引き出され、参加される皆さまが実際の臨床にどう活かすかをイメージしながら学べる時間になることと思います。

申込
チケットサイト Peatix
講師

【講師】

市川 将 先生

<所属>
株式会社アシックス スポーツ工学研究所
<資格>
工学修士
<経歴>
2007年 東京工業大学大学院社会理工学研究科修了(工学)
同年,株式会社アシックス入社.スポーツ工学研究所に配属,現在に至る.
バイオメカニクスやスポーツ工学を専門とし,動作解析や足形解析に基づくシューズの構造設計や機能評価(主としてウォーキングシューズ),人の身体の仕組みや動きを評価するデジタルサービス,競技力向上や健康増進のトレーニング方法などの研究開発に従事. 現在,マルチスポーツ機能研究部の部長・主席研究員として,競技系スポーツシューズの機能研究及び構造設計,足形研究,サービス研究などを管轄する部門を担当.

 

遠藤 拓 先生

<所属>
バン産商株式会社
日本靴医学会
日本整形靴技術協会
日本糖尿病リウマチ靴技術研究会
日本フットケア技術協会
足と靴と健康協議会
<資格>
FSIオートテックシーマスター
FSIフスフレーゲマスター

 

佐々木 克則 先生

<所属>
一般社団法人フット&ボディバランスアジャストメント機構
株式会社Balance Care
<資格>
理学療法士
フット&ボディバランスアジャスター
<経歴>
1982年 理学療法士免許取得、東芝中央病院勤務
1987年 東芝強化スポーツ:野球2チーム(東芝、東芝府中)
バスケットボール、ラグビー、バレーボール、サッカー計7チームのチーフトレーナー、大学ラグビーのトレ ーナーとして活動
1990年 動的足底挿板(現在のBalance Care理論)と出会う
1993年 オーソティックス研究会(足と靴の重要性を啓蒙する団体)設立メンバーとして活動 開始
1994年 広島アジア大会の本部医務班として帯同
1995年 第18回ユニバーシアード大会’95福岡の本部医務班理学療法士として帯同
日本体育協会公認アスレティックトレーナー(AT)取得
2001年 オーソティックスソサエティーを設立、理事としてNPO活動を開始
2004年 本格的な教育啓蒙活動に専念するため、東芝病院を退職し、(有)KSケアウォークを 設立し
「ドクターズディモコKS」(店舗)を出店
2005年 浜松町に「足と身体の健康工房」へ移転し店舗出店
2005年 ミズノ アドバイザリースタッフとして、東京、名古屋、大阪のミズノ直営店で「イ ンソール工房」を立ち上げ
共に、ミズノのスポーツシューズ、子供靴等の企画開発 指導に携わる
2012年 政治の中心地永田町「ドクターズディモコ」に勤務
2018年 5月に(株)Balance Care設立 代表取締役就任
11月に一般社団法人フット&ボ ディバランスアジャストメント機構代表理事就任
現在、バランスケアテクノロジーを広める活動を展開中

 

【司会・ファシリテーター】

竹島 憲一郎 先生

国立病院機構 埼玉病院整形外科<資格>
医師
整形外科専門医
日本スポーツ協会 公認スポーツドクター Best Doctor in Japan 2024-2025<略歴>
2006年3月 慶應義塾大学医学部卒業
2006年4月 慶應義塾大学病院 初期研修医
2008年4月 慶應義塾大学整形外科学教室入局 後期研修医
2009年4月 佐野厚生総合病院 整形外科
2010年10月 永寿総合病院整形外科
2012年10月 慶應義塾大学整形外科 助教
2014年1月 国立病院機構埼玉病院 整形外科
2016年1月 永寿総合病院整形外科
2017年4月 国際医療福祉大学医学部整形外科学 助教
2018年10月 国際医療福祉大学医学部整形外科学 講師
2024年10月 国立埼玉病院 整形外科

日時
2025年10月4日(土曜日) 19:30-21:30
場所
オンライン(zoom)

zoom仕様に関して

・peatixチケットページから参加可能です(アプリを最新版にアップデートする必要がございます)
・当日zoomは開始時間30分前(20時00分)から入室可能です
20時00分を過ぎて入れない方は下記【問い合わせ】方法にて連絡をお願い致します
注意)セミナーの一部ならびに全部を撮影・録画・録音する行為は一切を禁じます。

金額
受講費:
・LIVE+2週間限定アーカイブ付チケット:3300円
・ESO(encounter seminar online)会員(ログインID入力必須):無料(10/3の19:30時締切)
※チケット申し込み終了時に1週間の無料トライアル後、本会員になられた方のみ対象です。
・過去に登壇いただいた講師の方:無料(10/3の19:30時締切)
その他
【キャンセルポリシー】
お申込み期間終了後のキャンセルは、原則お受けできません。
【受講上の注意】
・マイクはミュート、カメラはオフにお願い致します
・質問はご自身の名前を、フルネームに変更後チャット欄にお願い致します
・セミナー後に講師へメールやSNSで直接質問することはご対応いたしかねますので、ご了承ください
お問合せ
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またお問い合わせ頂くセミナーがわかるよう、タイトルに明記して頂けますようお願い致します。
返信にはお時間を要する場合がございますこと、ご了承ください。

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