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【第3回】靴とインソールの医学セミナー「治療に活かすインソール:医師/理学療法士の視点から」

概要

2025年7月3日(木曜日) 20:00-21:30

【タイトル】
【第3回】靴とインソールの医学セミナー「治療に活かすインソール:医師/理学療法士の視点から」

ー 第3回 靴とインソールの医学シリーズ ー
「治療に活かすインソール:医師と理学療法士の視点から」
医師と理学療法士の2名の講師をお呼びして、それぞれの視点からインソールを臨床にどのように活用しているかをご講演いただきます。

①「北米のファンクショナルインソールについて」
医師 菊池 恭太 先生
下北沢病院 院長・足病総合センター長
日本足の外科学会認定医

②「インソールでより効果を出すために必要な要素と工夫 ~私の入谷式足底板の30年~」
理学療法士 岩永 竜也 先生
松戸整形外科病院 リハビリテーションセンター
入谷式足底板 上級インストラクター

 

【靴とインソール医学セミナーのシリーズについて】
医療・スポーツ領域に特化した中でも「靴とインソールの医学」に焦点を当てたオンラインセミナーを、2025年6月から12月にかけて複数回にわたり開催する運びとなりました。本セミナーでは、靴やインソールの研究・臨床においてご高名な医師・理学療法士・企業関係者の方々をお招きし、それぞれの専門的視点から、足部の病態や解剖、靴・インソールの医学的な活用法、臨床での知見、製品の紹介などについてご講演いただきます。 靴とインソールを足を診る“武器”に。基礎から臨床での活用法まで網羅した内容となっております。

 

【第3回 セミナー内容】
今回は、実際の臨床現場でインソールを用いて治療に取り組んでおられるお二人の講師にご登壇いただきます。
整形外科医と理学療法士、それぞれ異なる専門領域からの視点で、インソールをどのように活用し、治療に結びつけているのかを詳しくご紹介いただきます。いずれのご講演も、理論や概念にとどまらず、日々の診療・リハビリ現場で実際に行っている工夫や視点をそのままお話しいただきます。また、質疑応答に加えて、講師同士によるディスカッションの時間も設けており、異なる立場からのアプローチを比較しながら学べる機会となっています。

菊池 恭太 先生より
 足の痛みや障害に対する治療には、薬物療法や手術だけでなく、「足の機能を整えること」によるアプローチも重要です。私はインソールを活用することは足の障害に対する内科的治療と考えています。 北米の足病医によって推奨されるファンクショナルインソールは、足の骨格的な配列や動きを評価し、それに応じて設計される医療用の足底装具です。

この考え方の基盤となっているのが、1970年代にRootらによって提唱されたRoot理論です。これは距骨下関節(subtalar joint)の中間位を基準として理想的なアライメントを定義し、この位置からの逸脱が様々な代償運動や足部障害を引き起こすというものです。ファンクショナルインソールは、この理論に基づき硬度の高いカスタムメイドの足底装具を処方する治療戦略です。

私は日常の足診療においてこのファンクショナルインソールを、足の局所の負担を軽減するためにまず最初に行うべき治療と考えおり、臨床経験を踏まえてご説明します。

岩永 竜也 先生より
・入谷式足底板とは
・結果ができるための必要な要素と工夫
・組織を知る
・メカニカルストレスを知る
・足部と身体の関係を知る
・パッドの作用を知る
・歩行を知る
・足を知る
・疾患やスポーツへの介入の考え方:変形性膝関節症 野球など

申込
チケットサイト Peatix
講師
【講師】
菊池 恭太 先生<資格>
医師
日本整形外科学会認定医/指導医
リハビリテーション認定医
日本足の外科学会認定医<経歴>
2002年 北里大学医学部卒業、北里大学病院整形外科入局
2006年 沖縄県立北部病院整形外科
2008年 横浜総合病院整形外科医長および創傷ケアセンター兼務
2016年 下北沢病院 足病総合センター長
2024年 病院長【講師】
岩永 竜也 先生<資格>
理学療法士
入谷式足底板 上級インストラクター<経歴>
1994年3月 西日本リハビリテーション学院卒業
1994年4月 松戸整形外科病院

【司会・ファシリテーター】
竹島 憲一郎 先生
国立病院機構 埼玉病院整形外科

<資格>
医師
整形外科専門医
日本スポーツ協会 公認スポーツドクター Best Doctor in Japan 2024-2025

<略歴>
2006年3月 慶應義塾大学医学部卒業
2006年4月 慶應義塾大学病院 初期研修医
2008年4月 慶應義塾大学整形外科学教室入局 後期研修医
2009年4月 佐野厚生総合病院 整形外科
2010年10月 永寿総合病院整形外科
2012年10月 慶應義塾大学整形外科 助教
2014年1月 国立病院機構埼玉病院 整形外科
2016年1月 永寿総合病院整形外科
2017年4月 国際医療福祉大学医学部整形外科学 助教
2018年10月 国際医療福祉大学医学部整形外科学 講師
2024年10月 国立埼玉病院 整形外科

日時
2025年7月3日(木曜日) 20:00-21:30
場所
オンライン(zoom)

zoom仕様に関して

・peatixチケットページから参加可能です(アプリを最新版にアップデートする必要がございます)
・当日zoomは開始時間30分前(20時00分)から入室可能です
20時00分を過ぎて入れない方は下記【問い合わせ】方法にて連絡をお願い致します
注意)セミナーの一部ならびに全部を撮影・録画・録音する行為は一切を禁じます。

金額
受講費:LIVE +アーカイブ チケット:3,300円
配布資料:あり
受講方法:オンライン(zoom)
期間限定のアーカイブ配信:配信後、2週間限定のアーカイブ配信をします。
その他
【キャンセルポリシー】
お申込み期間終了後のキャンセルは、原則お受けできません。
【受講上の注意】
・マイクはミュート、カメラはオフにお願い致します
・質問はご自身の名前を、フルネームに変更後チャット欄にお願い致します
・セミナー後に講師へメールやSNSで直接質問することはご対応いたしかねますので、ご了承ください
お問合せ
peatix HP内の【主催者問い合わせ】からご連絡をお願い致します。
またお問い合わせ頂くセミナーがわかるよう、タイトルに明記して頂けますようお願い致します。
返信にはお時間を要する場合がございますこと、ご了承ください。

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